今、読んでいる本
これは、私の姉が函館へ旅行に行った際に
買ってきてくれた本です(*^_^*)
新選組として活躍していた頃ではなく、
初めて新選組が敗北した鳥羽伏見の戦いから
蝦夷地へ上るまでの過程、そして
刀の時代は幕を閉じたことを切なく感じ、
それでも最後まで戦い続けるという
土方の強い思いが描かれています。
土方は、戦の間、5カ月ほどの間
消息が定かではなかったそうです。
それは、病にかかり(それも、沖田総司と同じく結核で)
養生していたのではないか、というのが
この本の筆者の憶測です。
とても驚きました。
沖田総司が結核だったというのは有名な話ですが
土方歳三については耳にしたことがなかったので。
それが真実か否かわかりませんが、
歴史というのは謎が多いものです。
当時、隊士の衛生状態は非常に悪いと
軍医松本良順により明らかになっているのは確かです。
あの窮地に追い込まれた状態で、
土方は病だの結核だの言っている暇はなく、
悪化する前に戦死したのかな。
と、これは私の憶測です。
7月 7th, 2012 at 11:40 AM
確かに歴史上の人物については、判っていないことが多いですね。
そのため、後世の作家はイメージを膨らませて「〇〇伝」といった小説を書いたりします。それがベストセラーになると、私たちは、本当の姿ではなく、後世に作られたイメージに引きずられてしまいますね。水戸黄門や一休さんは、その典型例でしょう。
新選組の関係者についても、色々な小説・や映画で描かれていますので、そのイメージを楽しみながらも、「本当のところはどうだったのだろうか?」と考えてみてください。