局中法度

新選組は、烏合の衆の浪士集団だったため、

隊の起立を守るべく、土方歳三が

局中法度を作成していたと言われています。

その内容というと、

一、士道に背くまじきこと
(武士らしい生き方をするべし)

一、局を脱するを許さず
(隊から脱走してはならない)

一、勝手に金策いたすべからず
(外部内部関係なく、勝手にお金の貸し借りをするな)

一、勝手に訴訟を取り扱うべからず
(勝手に訴訟を起こすな)

上に背くものは切腹を申し付けられていました。

この法度は、元々、芹沢派の者達を

体良く葬るためのものだったと言われています。

しかし、芹沢達暗殺後も、何人の隊士が

切腹を申し付けられたでしょうか。

果たして、現代、新選組と似通っている「警察官」は

ここまで命懸けで仕事をしているでしょうか…

One Response to “局中法度”

  1. aramaki Says:

    毎回楽しく読んでいます。今回の「局中法度」は、現代で言えば、警察官の服務規程ですね。それらを比較してみるのも面白いですね。
    もちろん、切腹というような厳しい罰はありませんけど、これは、武士と町民(公務員)との差でもありますね。

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